システム検討の際に役立つ問い

「こういう工程で困っているのだけれど、何か提案してほしい」

この依頼に対して提案をするのが私の仕事ではあるのですが、「いつの間にか独りよがりな提案になってしまった」「手段はたくさんあるけどどれを選ぼうか」と、いまでも私は良く悩んでいます。
そんな時は周りが見えていないことが多いことに気づき、自らの視点をニュートラルに戻すためにこの問いを役立てています。

ここにその問いをすべて載せます。ご自身で答えを考えてみてください。いま御社がどこで止まっているかが分かり、それに対してどんな視点で考えればよいかが分かってくると思います。

技術の問い 8つ

目的

Q1 あなたはこれから実現するシステムで、誰を喜ばせたいですか?

Q2 その人はシステムを利用して、どのように喜んでいますか?

要件

Q3 喜んでいただくために、そのシステムに必要なものは何ですか?

Q4 必要なものは、どのような基準で選びますか?

手段

Q5 必要なものを実現するための手段は何ですか?

Q6 その手段は、どのような基準で選びますか?

確かめる

Q7 その手段のうち、実証して確かめておきたいものはどれですか?

Q8 作って確かめて、計画のどこを変えますか?

事業の問い 2つ

B1 その喜びに、誰がいくら払いますか?

B2 支払い後に回収できますか。いつまでに、どのように回収しますか?

答え方の例をお送りします

ここまでが問いの一覧です。実際のご相談で、これらの問いにどう答えたかを、2つの例でまとめた資料をお送りしています。

例内容
段ボールの自動開梱(コンベアメーカー様)9つの機能を4つに、20の手段を6つに絞った過程。何を、なぜ外したか
打音による電柱の劣化診断(インフラ施工会社様)作って確かめた結果、前の問いに戻った実例

あわせて、ご自身で答えを書き込める記入欄付きの問いの一覧(PDF)をお付けします。

次の一歩

問いに答えてみて、どこで止まったかが見えた方へ。

止まった場所次にできること
Q1・Q2で止まった現場を一緒に見て、自動化の候補を洗い出す(PM補佐)
Q3〜Q6で止まった要件と方式を一緒に決める(PM補佐・開発リーダー補佐)
Q7で止まった作って確かめる(開発メンバー)